為替損益について
2016/07/05
こんばんは。ShunTAです。
今日は少し堅い話です。
Amazon輸出を始めたきっかけが「円安」と言う方も多いかもしれませんね。
確かに長期で見れば現在は円安基調であることに間違いはありません。
が、周知の様に円安・円高は特定時点に対して現在の相場がどうであるかと言う
比較であり、絶対的な尺度ではありません。
どういうことかと言うと、「円安」→「輸出」が儲かる これは当たっていますが
「円安」がどの時点に対してかを明確に理解していないとセラーは大きな勘違いをします。
例に出してみましょう。2年前 $1=¥90位だったでしょうか。いま$1=¥119ですので
約¥30の円安です。世の中で言う円安状態ですね。
つい先週ですが$1=¥115まで円が上がりました。つまり¥4円高です。
現在と比較すると、¥4の円安ではありますが、2年前と比べると大きく違います。
皆さんの円安という基準点はどこでしょうか?
怖いのは円安で$1=¥120で参入すると、そこが起点ですので円安のメリットは減ります。
Amazonの売上金は2週間サイクルで支払われます。
そうです、いつ日本円にするかによっても皆さんの利益率は大きく変わります。
値付け、販売、仕入れ、売上入金が全て同じレートなら良いですが
最後だけ円高になると損しますよね。
単に円安という「雰囲気」で始めた方は一度、ご自身の値付けにどの程度の為替変動を
織り込んでいるのか確認してみましょう。
より詳細な事は先日始めたコンサルページよりご質問ください。
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