正しく届け出しよう
今日はふと思い出したことを中心に書いていきます。
個人事業主の開業届
特に現在会社員(正社員に限らず給与所得のある人)と言う人は要注意です。
このブログは海外輸出向けの話なので、会社にバレる云々には触れない様にします。
簡単に言ってしまうと、欧州で販売をするのであれば最低でも
「個人事業主の届出」
が必要と言う事です。
1年ほど前でしょうか欧州は本人確認に厳格になりました。
そして、まさかなのですが
・個人として登録できるのは、不用品を販売する目的に限る
と言う条件になっているのです!!
簡単に言ってしまえば、
・複数在庫
・大量出品
をするなら、個人ではない!と言う事です。
これは、我々の認識ではなくAmazonが判断する事でどれだけ事情を話しても
受け入れられることはないと思います。
日本の個人と個人事業主
細かい法律の規定は省きます。(税理士では無いですし、そういうブログでもないので)
日本では、個人も個人事業主もかなりグレーな境界線だと思います。
と言うのも、個人事業主の届出をしないで販売している人はかなりの数いると思うんです。
書類上、この人たちは「個人」です。
開業届を出すと「個人事業主」となるのですが、銀行口座もそのまま個人名で使えますし
何か証明書が発行されるわけでもない。
仕舞には、届け出は控えがある様なもので無く、A4の1枚で税務署で手書きで提出できてしまう。
法人であれば、登記しますので個人で言う戸籍謄本の様なものもありますし、
提出書類の控えもあります。
海外の個人事業主
国によっても異なりますが、納税者番号や登録を受け付けたと言う証明書の様なものが
存在しています。
日本とは大きく異なりますよね。
欧州Amazonはこれを前提に話をしてきます。
もう2年以上前ですが、この解釈をめぐり4カ月近くAmazonと戦った記憶があります。
で、何が言いたいかと言うと
届出をするのは、日本国内での事を考えても必須だと思いますが、
参入者の多いアメリカでも近いうちにこの様な認証が入るのでは?と思っています。
トランプ大統領による方針を見ていると、海外Sellerへの対応が厳しくなることも
想定の範囲とした方が良いと思います。
まぁ、本来届出をせずに商売すること自体が問題になるのですが意外としていない人も
多い気がしています。
提出する事のデメリットは一切なく、提出しない事のデメリットは想像もできません。
詳しくは、税理士さんに聞いてみた方が良いと思います。