副業と税金
2016/07/05
Amazon輸出コンサルタントShunTAです。
昨日、お世話になっている顧問税理士さんから2015年度の確定申告
についての計算書が届きました。
どんな税金が発生するのか?
今回、良い機会なので税金について書きますが、税理士ではないために
税金に対してのアドバイスはできません。あくまでShunTA個人が思う事
として、最終的にはご自身で税理士へご相談ください。
一口に税金といっても、色々ありました。
- 所得税
- 復興特別所得税
- 住民税
- 事業税
この4種類でした。輸入をやる方や国内転売の場合はこれに
消費税が加わります。
所得税
もっともイメージがつきやすいものだと思います。
副業の場合は本業の給与所得に上乗せされた所得で計算されますので
思った以上に高い場合もあります。
所得税がくせものなのは、前年の所得に応じて今年度中に2回事前に徴収されます。
3月〜4月→確定申告に基づく金額
7月 → 1期分
11月→ 2期分
これを昨年は知らなかったので、初めて通知をもらった時は驚きました。
正直今年はかなり取られます・・・1期分だけでも軽く本業の月収超えます。
もちろん、この1・2期分は来年の3月に払う分から引かれますが、どうも
釈然としませんね。
住民税
5月・8月・10月・1月と4回に分けて徴収されます。
ただし、確定申告時に「特別徴収」にチェックすると本業の給与から
毎月天引きされます。
住民税もですが、これだけ払って受けられるサービスは変わらないので
なんなんだろうと思います。
利益出してるんだからケチくさい事言うなとも言われそうですが
実際に計算書を見ると非常に腹立たしいです。
これがどう使われているのか、監視したくなるのもわかります。
事業税
8月・11月と2回に分けて徴収されます。
なんだか良くわからない税金でもあります。住民税も払って事業税も払って・・・
思うこと
納税の義務はもちろん尊重しています。必要だとも思いますが
あまりにも格差が激しいと思います。
稼いでいるから高い税金を納めるのは頭では分かりますが、
その税金で何をしているかもう少し透明にして欲しいものです。
よく「税金対策」という言葉を聞きますが本当にその通りだと思います。
Before Taxで買い物したほうが結果として可処分所得は上がるという事が
よーく分かります。
サラリーマンとして毎月ほぼ一定の給与が保証されていると、天引きという
分割払いによって、どんな税金を年間いくら徴収されるか実感がなくなっています。
私の場合は消費税還付がありますのでどうにかなりますが、それでもかなり痛いです。
ちょっと稼いだ中小企業の社長さん達が1000万を超える車に乗る気持ちも分かります。
見栄を張りたいというよりも、こんなに税金支払うなら好きなものを買ったほうが良い
そう思ってしまうんですよね。
目先のキャッシュフローをみて現金を使ってしまうと翌年の税金支払いが滞ってしまいますので
よく注意しましょうね。
個人事業主だと最高税率も50%になりますので、かなりの額を納税する事になりました。
そうなると、本格的に起業を考えたほうが良さそうです。。。
近いうちに顧問税理士さんと節税や起業について相談しようと思います。
ネット販売や輸出系を取り扱ってくれる税理士さんって意外と少ないので
もし、お困りの方はご連絡ください。
2016年に支払う税金の総額を見た家内が、「車何台買えるの?」と叫んでました。
税金貧乏ですね、ホントに・・・
税金払っても困らないほど今年は稼ぐしかないな!と改めて思いました。
まれに確定申告すらしないセラーさんもいますが、万一税務署からの査察が入ると
確実に割高な税金を払う事になりますので注意してください。
昨今、税務署がネット系の副業を気にしているという話もありますし。