ネット銀行の危険性
2016/07/05
ShunTAです。今日もご覧いただいてありがとうございます。
今朝は、北朝鮮のミサイル発射のニュースで始まり、
夜には茨城で震度4と色々とニュースが飛び交っていました。
国内銀行と海外銀行
以前、海外銀行についての記事は書いたのですが今回は
もう少し踏み込んでみたいと思います。
海外銀行の役割
そもそも、海外に口座が必要なのはAmazonが売上金の
振込口座として指定している銀行に日本の銀行が含まれてい無いと
いうことがあります。このため、指定されている日本以外の
国での銀行口座が必要になります。
通常、銀行口座は居住してい無いと開設でき無いことが多く
更にはアメリカの法律により事業用の口座は個人と分ける必要があります。
以前は、アメリカに法人を設立し会社名義での銀行口座を開設することが
Amazon輸出では必須となっていました。
とても、ハードルが高いですよね。副業では難しいと思います。
数年前、ペイオニアという業者がアメリカの事業用口座のレンタルサービスを
開始したことにより、日本にいながらにしてアメリカの口座を開設できるように
なりました。
一昨年ほど前から2番目の業者であるworlfirstが参入し現在は2社から選択できます。
2社の違いは別の記事で取り上げていますので探してみてください。
国内銀行の役割とは
ペイオニアではゆうちょ銀行ATMで引き出しができますが
全額が出せ無いことと、振込ができ無いため一旦現金をアナログで
国内口座に入金する必要があります。
他方worldfirstでは、海外送金を行い国内の銀行に移さ無いと
引き出しができ無いという2社それぞれの事情があります。
私自身は、1年以上worldfirstを使っていますのでAmazonから
入金があると都度、国内銀行への送金指示を行っています。
簡単に言えば、Amazonの売り上げ金入金口座として使っています。
さらに、この口座から仕入れに使うカードの引き落としをしていれば
Amazon関係のお金はこの口座を通じて回っていきます。
では、今日の本題です。
ネット銀行の危険性
実は、ネット銀行には海外送金を受け付けてい無いところがあります。
ネット銀行はコスト削減のために実店舗を持た無い、自前のATMを
設置し無いなどということを行いますが、他にも手間のかかる
海外送金を取り扱わ無いことがあります。
となると、受け取り口座が無いという状況に陥ってしまいます。
日常生活ではあまり不便では無いこともありますが、事業資金として
考えると送金ができ無いのは大きなマイナス面です。
これから、Amazonを始める方で国内銀行をネット銀行にしようと
考えている方は、一度銀行に問い合わせた方が良いと思います。
ペイオニアとWorldfirstの違いは様々あるのですが、意外と知られてい無いのは
アメリカ以外の国で販売する時です。
ペイオニアはあくまでアメリカ口座のレンタルのみですので受け取りは全てドル
となります。出店先がアメリカのみであれば問題は無いですが、
欧州に進出すると少し問題が出ます。
Amazonのサービスとしてユーロ→ドルでアメリカ口座に振り込んでくれますが
当然、Amazonも為替手数料で利益を出します。
分かりやすく書くと、
Amazon ユーロ → ドル で1回為替手数料が発生(2%くらいだと思います)
Amazonドル → ペイオニア入金 で1回手数料(2%前後)
ペイオニア口座 → 引き出し で1回手数料(1%前後)
となってしまい、5%以上が手数料で利益から消えてしまうのです。
そういったこともあり、多国での出店を考えている人にはWorldFirstを
オススメしています。
私はこれに気づくまで、結構な額を募金していました。。。