年商6000万超え!Amazon輸出のブログ

1日1時間の副業で本業以上の利益を得たAmazon輸出の手法・考え方を公開するブログです。

こんなの返金したくない!

      2016/07/05


ShunTAです。今日も読んでいただきありがとうございます。

今日、私の住む千葉では初雪だった様です。本当に寒い・・・。

 

今日のテーマは「返品について」です。

 

年明けから返品祭りの話を何度も出していますが

今日は実際の商品画像も出しちゃおうかと思っています

 

IMG_0382

 

 

 

 

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、中央に茶色の革バンドが

写っていると思います。

これが、戻ってきたままの状態です。出荷時は、ウレタンに巻きつけていたので

明らかに着用し、かつウレタンの中央に突っ込んで返品です。

 

これ、お金返す気になりますか?

 

返品規約を確認しよう。

Amazon.comのページに返品に関する詳細な規定が書かれたものがあります。

ただ、分かりにくいので日本Amazonの方が馴染みやすいかも知れません。

ほとんどの部分で両国とも条件は同じですので参考になると思います。

Amazon.co.jpの返品規定 (新しいタブが開きます)

 

大雑把に言うと。

到着後30日以内か否か

未使用・未開封か否か

ということになります。前者については追跡番号使って調べると答えはすぐに出ます。

後者が良く揉めるのですが、Amazonの規定によれば外装箱だけの開封は未開封となります。

その中にある商品の箱を開けると「開封」とみなされます。

また、商品に付属しているもの(説明書・タグ・バーコードラベル・付属品)が一つでもない場合は

「使用」とみなされます。

 

それぞれの状態によって返金の上限額が変わってきます。

日本では使用していても50%は返金と明示していますがアメリカでは

最大50%となっています。

 

どれくらい返金すれば良いのか?

 

実際、無在庫輸出での利益率は先日書いた様に10−15%位でしょうから

50%返金するだけでも赤字の可能性が高いです。

また、Amazonの規約により返送先を海外に指定した場合は、返送料は

セラー負担となります。

「???」

なんとなく見えてきましたか?

 

そうです、返品受けて返金する方が赤字幅が大きくなる可能性があるのです!!

 

今回の件で私が返金したのは商品代金の20%+返送料$67.50だけです。

(返送料もいい金額ですが)

 

返金の難しさ

Amazon輸出の中で、この返金が最も交渉の必要な部分だと思います。

購入者目線で見れば全額返して欲しいと思いますし、販売者から見れば1円でも

損を出したくない。しかも無在庫ですから、この分まるまる損失です。

 

そして、返品関係は最もAtoZに発展しやすいです。

 

この返金額の妥当性に関して、私はいつも次のようにしています。

 

返品商品を受け取る

購入者へメール : 状態をチェックして金額決まったらメールします。

ただ、この状態だと最大で○○%くらいしか返せないと思う。

購入者へメール : 最終的に○○%の$△△の返金になりました。

理由は以下の通りです。

 

といった様に2段階でメールをしています。そして2通目では、減額になった理由を

詳細に写真を添えて伝える様にします。

 

冒頭の画像で言えば

・明らかに開封している

・付属品(タグとビニールの保護シールがない)がない

・使用したあとがある

これらの事から、我々はこの商品を新品として再び販売する事もまた仕入れ先に

交換を依頼する事もできない状態と判断しました。

従って、仕入れに掛かった費用である$△△を引いた額をお返しします。

 

といった事を記載し、返金処理を行います。

 

当然、納得は難しいでしょうが使ってしまい付属品を無くしたのは

理由によらず購入者の過失です。

 

この辺りを弱気に出ると、タダで商品をあげる事にもなりますし

余計な交渉で時間を使う事もあります。

 

もちろん、この結果が不服でAtoZになる可能性もありますが

実例で言えば、こちらの責任にはなった事はありませんでした。

 

最後に・・・

返品は金額的な事もありますが精神的にも厳しいですよね。

何となく凹みます。今朝起きてSCを見たら3件上がっていました。

理由はどれもむちゃくちゃ。うーん、凹む。

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