大幅値上げ!|Amazon輸出 ブログ
2016/07/05
ShunTAです。世の中いろんな物が値上げされますが
この話は輸出ビジネスに直結です。
HPでひっそりと
ニュースは毎日見ているのですが、特に話題にもなっていなかったと
思います。ひっそりと掲示されているだけな気がします。
うーん、こういうやり方どうなんだろうって思います。
何が値上げ?
お待たせしました。何が値上げかと言うと、
「国際郵便料金」です。
その中でもEMSが該当します。
値上げ幅は、それぞれの重量帯で+¥500でした。
1kgの荷物をアメリカに送ると
¥2400 ⇨ ¥2900
結構な値上げですよね。これをこっそり告知なんて・・・
いつから??
6月1日からだそうです。
ということは、あと4ヶ月でこの大幅値上げですね。
こちらも価格改定をしないと大きく利益が圧迫されますね。
国際郵便をしっかり理解していますか?
ここまで、EMSと言う表記を使って書いてきましたが、ここでおさらいしましょう。
Amazon輸出をしていて使う国際郵便としては、次の種類があります。
(あくまでShunTAの経験上です)
- EMS(Express Mail Service)
- eパケット
- SAL(Surface Air Lifted)便書留付き
- SAL便書留なし
おおよそこの4種類かと思います。他には航空便もありますが
あまりメリットがないので。あとは船便ですが到着までの
日数がAmazonの規約を守れませんので除外します。
EMSとは
最も早い送付手段です。その分料金も高いですが、アメリカまで最短3日で届きます。
輸送保険も2万円までは自動付帯、それ以上は一定の料金を払うことで30万円まで
保障されます。
今回の値上げ対象がこのEMSです。
Expeditedオプションを選択している場合は、EMSで送るのが一般的です。
また、他の方法だとサイズや重量の上限が低いためオーバーしたらEMS一択と
なりますので、送料設定は注意しましょう。
eパケット
EMSよりは遅いけど、SALより早い。
価格もEMSとSALの中間です。しかしながら、対応している国が限られる、
重量は2kgまでなどの制限、保険も¥6000までしかカバーされません。
アメリカまで10日弱だと思います。
ただし、これを使うには国際郵便マイページに登録している
必要があります。
(私の講座ではこの辺りを掘り下げます)
SAL便
これなんだ?という人も多いと思います。
聞きなれない言葉だと思います。簡単にいってしまえば
日本を出るまでと、現地についてからは船便と同じ扱いで
2国間は航空便と言う良いところドリの方法です。
もちろん、値段も抑えられていますので最も多く使う手段です。
アメリカまでは早くて2週間くらい、遅いと1ヶ月以上かかります。
ただし、3辺合計90cm以下、重量2kg以下と言う規定があります。
書留??
SAL便は書留をつけるかは任意です(他の2つは自動付帯)
書留をつけることで、配送状況の追跡が出来ますし最近では
Amazonが書留付きを標準にしようと言う動きを取っています。
この書留が¥410かかります。
私は最初から全てつけているので、あまり違和感がないのですが
途中からつけると一気に利益が減ったなと感じると思います。
ちなみに、マイページから伝票を作成すると書留付きしか選べません。
書留をつけたくない場合は、窓口で聞いてください。
配送手段は奥が深い
お客さんからすれば海外から物が届くと思っているので
標準配送で入ったオーダーをeパケットで送ると、とても喜ばれます。
ただ、その分利益が減ります。
参入当初はとかく価格競争になりますので判断が難しいですが
多少の差と思える額であれば、広告宣伝費として考えるのも
重要なことだと思います。
配送を制すると有利になりますよ〜