Amazon輸出はどれ位儲かるの?
2016/07/05
こんばんは。ShunTAです。
連休最終日の今夜は、そもそも論について考えてみます。
Amazon輸出の利益って?
まずは、この根本的な所を確認します。私は、全体像を意識せず
細部の話をするのが嫌いなのでまずは定義から見直します。
商売の利益は、今も昔も変わらず
「売価」ー「仕入れ」ー「経費」=「利益」
ですよね。
Amazonの無在庫で輸出をする場合、仕入れの割合は価格設定に
よっても変わりますが50%−60%の方が多いのではないでしょうか。
出品している物、国などによっても変わりますが、無在庫の場合は
ボリュームディスカウントで仕入れる事ができませんので
仕入れの割合(=原価率)は上がってしまいます。
経費には何があるのか?
私の経験から、思いついた物を書いていきます。
・Amazonへの手数料
・Amazonアカウントへの支払い
・為替手数料
・送金手数料
・海外への送料
・仕入れ時の送料
・外注への支払い
・梱包材
・文房具やプリンター用紙などの消耗品
・書籍代
・セミナー参加費
・ツール使用料
・交通費(ガソリン代)
・接待交際費
・会議費
・租税公課
・光熱費
他にもあると思いますが、いま思いつくだけでこれくらいです。
おおよそですが、20%〜30%位は必要なのではないでしょうかね。
結局どれくらい残るの?
ここまでの内容をまとめると
原価率 50−60%
経費 20−30%
合計 70%−90% となります。
つまり、利益は売上高の10%−30%程度でしょうか。
ちなみに30%で無在庫だとすると非常に高い利益率だと思います。
もしかすると、10%を切っている方も多くいるかも知れません。
月収30万に必要な売上高は?
このブログでは月収30万を一つの目標にしています。
30万 ➗ 10% = 300万
30万 ➗ 30% = 100万
上記計算から、月収30万を達成するのには100万〜300万の
売り上げが必要になります。
固定費と変動費の考え方
固定費と変動費 聞いた事はあると思います。簡単に定義を確認します。
固定費→売り上げに関わらず必ず発生する費用
Amazonのアカウント利用料
ツールの使用料
固定額で支払っている外注費
変動費→売り上げに応じて発生する費用
仕入れ費用
海外への送料
梱包材
消耗品
接待交際費は基本的には変動費だと思いますが、定期的な会食や打ち合わせが
あれば、実質固定費とも見えますよね。
このブログ自体はPLについてフォーカスする訳ではないので
ざっくりとだけ書きますね。
売り上げが低い時ほど経費割合は上がってきます。
固定費割合が高くなる事が大きな原因ですね。
売上額が低い段階では、例えば3000円の買い物ですら大きな
割合を占めます。
売上 100万円の1万円
売上 10万円の1万円
使う額は同じでも、残るお金は99万と9万!
結局いくら残るの?
話がそれてしまいましたが、無在庫輸出であればまずは10%を
目指すのが良いと思います。
10万売って1万円ですね。
1注文の平均単価を5000円とすれば、1注文で利益500円が
目標値になります。
500万円売れれば10%でも50万です!この規模だとおそらく
12−15%は残ると思いますので60万〜の月収だと思います。
価格設定を考える時には、まず必要な経費を全て書きだして
固定費と変動費に分けて考えると良いと思います。
他のモデルだと・・・
中国輸入だと30−40%とも言われますし、せどりでも同程度と
聞いた事があります。
大きな差だと思いませんか?
この利益率だけ見ると、Amazon輸出は稼げないと見えてしまいますが
決定的な違いは、「在庫の有無」です。
先ほどのモデルでは基本的に在庫を仕入れてから販売します。
目利き・トレンドを見抜く力が必要ですし、一定の資金が必要です。
よく言われるのが50−100万無いと難しいみたいです。
それ以下でもできますが、回収サイクルやキャッシュフローを考えると
次回以降の仕入れができなく機会損失を招いてしまうようです。
年商3000万円で15%あれば450万円の利益になります。
サラリーマンの平均年収レベルですよね。
こうやって一つ一つ考えていくと、現実的なものに見えてきませんか?
具体的な利益設定の方法やアカウント開設後にすべきことなどは
サポートサービスをごらんください。
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